概要
主治医の診療と並行して、がんサバイバー支援を行います。
- 痛みをはじめとする身体症状のコントロール
- 精神・心理面でのサポート
- 今後のことについて考え、意思決定していくための支援
(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)
医師の紹介
常勤麻酔科医 山田 佐世子
得意分野
麻酔科、緩和医療、ペインクリニック
経歴
- 昭和大学医学部卒
- 日本専門医機構認定麻酔科専門医
- 日本周産期・新生児医学会認定新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)修了
- 日本母体救命システム普及協議会 J-MELSアドバンスコース修了
- がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了
- 緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会 修了
所属学会
- 日本麻酔科学会
- 日本産科麻酔学会
- 日本ペインクリニック学会
- 日本緩和医療学会
- 日本環境感染学会
ごあいさつ
井上レディースクリニックでは「女性の一生に寄り添う“かかりつけ医”」を掲げ、「緩和ケア」に取り組み始めています。
身体症状のコントロール
痛みをはじめとする身体の不調は、心にも影を落とします。薬剤の調整、適度な運動、リフレッシュできるための工夫など、まずは身体のつらさを和らげることをご一緒に考えていきましょう。
精神・心理面でのサポート
「主治医の先生方はいつもお忙しそうで、検査結果や治療の話はできても、それ以外の話はなかなか切り出せなくて・・・」 そんな患者様の本音を耳にすることが多くあります。抱えている悩みを言葉にすると、思考が整理されて、次に向かう力が湧いてくることはよくあります。心のケアも「緩和ケア」の大切な柱の一つです。
アドバンスケアプランニング
ACP(Advance Care Planning)とは、単に「人生の最終段階で自分が希望する医療行為」について話し合うことではありません。治療・ケアのこと、社会生活上の課題、療養の場の選択など、ご自身が大切にしたいこと(人生観や価値観)、どのように過ごしていきたいかを考えるプロセスです。それらは変わり得るものとして、様々な局面で繰り返し行い、その都度、大切な方と共有しておくことが重要です。