不妊外来|料金表 infertility price list

保険制度下での体外受精の治療回数の数え方・考え方

  1. 患者の治療開始日の年齢が40歳未満である場合は、患者一人につき6回、40歳以上43歳未満である場合は3回に限り保険診療の対象となります。
  2. 卵子の得られなかった採卵、卵子が得られても受精しなかったり発育が停止したりして移植を実施できなかった採卵は、治療回数にはカウントされません。
    回数として考慮されるのは胚移植まで至った採卵、または以前の採卵で得られた凍結胚を融解して移植した治療です。
  3. 保険診療における治療回数をカウントするもので、保険診療外( 2022年3月末までに自費診療で実施した採卵、胚移植など )の治療はカウントしません。また、年度をまたいで4月1日以後に実施した胚移植も含めません。
  4. 保険診療の制限回数内( 6回または3回 )で妊娠できず、その後、保険診療外で体外受精の治療を受け妊娠・出産に至った場合、つぎの児の妊娠を目的として体外受精を再開するときは、年齢要件を満たせば、改めて保険診療による体外受精を1回目からとして開始することが可能です。
  5. 年度をまたぐ治療、すなわち治療の開始が2022年3月31日以前であり、1回の治療の終了が2022年4月1日から2023年3月31日までの治療は、現行の助成制度の対象になります。

体外受精に必要な費用についての詳細

使用薬剤および検査の費用( 表記の金額の約3割が患者様のご負担になります )

体外受精に必要な費用について
薬剤・検査 単位 単価
注射 排卵誘発剤( 通院 ) 150単位 1,380円
75単位 1,100円
HCG( 自己注射 ) 450単位 24,260円
300単位 16,200円
HCG( 自己注射 ) 1本 3,110円
各種薬剤 ピル 1周期 3,300円
鼻腔噴霧薬(ブセレリン) 1本 5,230円
卵胞ホルモン貼付剤( エストラーナ ) 1枚 90円
卵胞ホルモン経口剤( ジュリナ ) 1錠 60円
黄体ホルモン腟錠( ルティナス ) 1個 360円
黄体ホルモン経口剤( デュファストン ) 1錠 30円
血液検査 IVF開始前検査
( 血液型、B/C型肝炎、HIV検査 )
一式 3,710円
A M H(抗ミュラー管ホルモン) 1回 6,000円
採卵前ホルモン検査 一式 4,100円
移植前ホルモン検査 一式 3,280円
超音波検査 1回 5,300円

体外受精にかかわる費用
生殖補助医療管理料 2,500円
月に1回ご請求
採卵術 32,000円
採卵数にかかわらず
上記32,000円に加え、
採卵数に応じて加算されます
採卵数 1個 2~5個 6~9個 10個以上
24,000円 36,000円 55,000円 72,000円
通常の体外受精管理料 媒精卵子数にかかわらず、42,000円
顕微授精管理料 顕微授精を実施した
卵子数
1個 2~5個 6~9個 10個以上
48,000円 68,000円 100,000円 128,000円
体外受精と顕微授精を併用した場合 69,000円 89,000円 121,000円 149,000円
培養した胚数 1個 2~5個 6~9個 10個以上
60,000円 80,000円 109,000円 135,000円
胚凍結保存管理料(導入時) 凍結保存した胚数 1個 2~5個 6~9個 10個以上
50,000円 70,000円 102,000円 130,000円
胚凍結保存管理料(維持)
1年に1回、最大3年間
35,000円
4年目以後は実費負担 1年間35,000円
胚移植術 新鮮胚 75,000円
凍結融解胚移植 120,000円

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不育症

先天性血栓形成素因(血液凝固機能異常)
APTT
保険適用
第XII因子活性
2,640
protein-S活性
1,870
protein-C活性
2,860
抗リン脂質抗体
ループスアンチコアグラント(LAC)
保険適用
抗カルジオリピンβ2GPⅠ抗体
2,530
抗カルジオリピン抗体IgG
保険適用円+税
内分泌検査
甲状腺ホルモン(FT3、FT4、TSH)
保険適用
空腹時血糖 HbA1c
7,150
子宮の形態異常
子宮卵管造影
保険適用
経腟超音波
保険適用
妻染色体検査
妻染色体検査
26,400

夫染色体検査
夫染色体検査
26,400

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当日について

当日の服装について

内診がある場合は、ズボンよりもスカートのような脱ぎ着しやすい服装をおすすめします。

持ち物について

  • 健康保険証
  • 基礎体温表(記録している方)
  • 他院での検査やお薬手帳

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  • 現金
  • クレジットカード